セパレート(Separate)

軽い(動きの速い)惑星が、重い(動きの遅い)惑星や特定のハウス・カスプなどとの正確なアスペクトやコンジャンクションから離れていく動きを指す。

この動きはカルディアン・オーダーに基づいて判断される。セパレートは「過去」や「既に過ぎ去った出来事」を象徴している。ホラリー占星術の実占では、質問に関連する事柄が以前にどのようであったかを確認したり、過去の事実を検証したりするための重要な指標となる。これから起こる成就(未来)を期待する質問に対して表示星同士が離れていく場合は、「最接近の時期は既に過ぎた」と解釈され、否定的な判断材料となることが多い。ただし、既に合意がなされている結婚などの文脈では、セパレートが契約の成立そのものを表している場合もあるため、質問がなされた状況に応じた慎重な判断が必要である。

また、セパレートした天体は、直前に接触していた天体の意向や「光(情報や性質)」を背負って進むという重要な役割を担っている。この概念はトランスファー・オブ・ライトなどの技法の基礎となり、直接アスペクトを持たない天体同士を繋ぐ役割を果たすことがある。