インターセプト(intercept)

レジオモンタナスやプラシーダスなどの四分円方式のハウス分割を採用した際、特定のサインがどのハウス・カスプの上にも乗らず、一つのハウスの中に完全に含まれてしまう状態を指す。以下のチャートの場合、水瓶のサインと獅子のサインがインターセプトされている。

これは赤経と黄道経度の測定上の違いによって生じる現象であり、特定のサインが複数のハウス・カスプを占有する一方で、別のサインがハウス内に埋没してしまうことで発生する。伝統的な解釈においては、サインや惑星がインターセプトされていること自体に特別な意義や重要性はないと明言されている。そこにある惑星が孤立していたり、行動能力が制限されていたり、あるいは周囲から誤解されやすいといった特別な性質を帯びるわけではなく、単にそのサインにハウスの境界線が重ならなかったという配置の結果に過ぎない。ホラリー占星術の実務においては、カスプが位置していないサインのロードはそのハウスの支配星としては扱われないため、表示星の選択において考慮から外れることになる。なお、全てのサインを1つのハウスとして扱うホール・サイン・ハウス・システムを採用すれば、インターセプトという概念自体が発生することはない。