フィクスト・サイン(Fixed signs)

牡牛のサイン、獅子のサイン、蠍のサイン、水瓶のサインのこと。

フィクスト(Fixed)は「固定的」「堅固」あるいは「維持する」という意味を持ち、それぞれの季節が最もその季節らしく、気候が安定して変化の少ない真っ盛りの時期に当たることがその由来である。古い文献では「ファーム・サイン(Firm signs/堅固なサイン)」とも呼ばれ、日本語では「不動宮」や「固定宮」として定着している。

天文学的・季節的背景

フィクスト・サインは四季の安定期を象徴している。

  • 牡牛のサイン:春の盛り(最も春らしい時期)
  • 獅子のサイン:夏の盛り(最も夏らしい時期)
  • 蠍のサイン :秋の盛り(最も秋らしい時期)
  • 水瓶のサイン:冬の盛り(最も冬らしい時期)

これらのサインに太陽があるとき、それぞれの季節のピークを迎え、固定性(フィクスティー)が最も高まる。

主な象意と性質

このグループに属するサインは、共通して「持続性、堅牢性、安定、一貫性」という特徴を備えている。

カーディナル・サインが物事を手っ取り早く始めるのを得意とするのに対し、フィクスト・サインは始めたことを最後までやり遂げ、完成に導く能力に長けている。その一方で、変化を嫌い、頑固で意見を変えないという保守的な側面も持ち合わせている。自ら新しいアイデアを考案してスタートさせるのは苦手だが、一度決めた方針や信念を守り抜く強さを持っているのが特徴である。