惑星が他の天体や位置、あるいは自身の状態によって抑圧され、その本来の力を十分に発揮できない状況に置かれることを指す。日本語では「損傷」などと訳される。この概念は、惑星の配置とリセプションによる考慮が複合されたものであり、単に特定の配置を指すだけでなく、その惑星が置かれている状況全体を評価する際に用いられる。
アフリクトの主要な原因として挙げられるのは、マレフィックである土星や火星との関わりである。伝統的には、リセプションを伴わないマレフィックとのコンジャンクション、スクエア、オポジションの状態にある惑星はアフリクトされていると見なされる。ただし、チャートの状況によっては、ベネフィックとのオポジションであってもアフリクトとして機能する場合があり、逆にマレフィックとの接触であっても強いリセプションがあればその害意が取り除かれ、深刻な損傷を免れることもある。
太陽との関係も惑星の損傷を左右する決定的な要因となる。惑星が太陽から前後8.5度以内に位置する「コンバスト」は、占星術において最大のアフリクトとされており、王である太陽の熱によって惑星が持つ本来の力が奪い去られてしまう。また、太陽とオポジションの位置にあることも「コンバスト・ディグリー」として損傷を受ける。太陽から約15度以内にある「アンダー・ザ・サンビーム」あるいは「アンダー・ザ・レイ」の状態もまた、惑星の作動力を弱める損傷の一つである。
その他のアフリクトの要因には、ドラゴン・テイル(サウス・ノード)とのコンジャンクションや、アンティッションを通じたマレフィックの影響、あるいは2つの凶星の間に挟まれる「ビシージング(囲い込み)」などが含まれる。

